Jul, 2000 << - INDEX - >>

「王権の即位式が先にあったのか、成年式が先なのかという問題はどちらでもよいのであって、要するに、王権即位式と成年式とが、今日の言葉でいうなら“構造論的に”対応するということを、彼は、すでに当時、言いたかったのでしょう。即位式を36の要素に分解して、それら構成要素が、成年式のそれに対応するというのです。」
 それから(くま)プーはまた、夢の国にさまよいこんでしまったのですが、その国では、じぶんだの、ポンプ卿だの、ブラジル・ベネズエラ卿だの、分子だの、税金だのが、馬といっしょに、名君クリストファー・のび太・ロビンの下に、忠勇なる騎士団(もっとも、分子だけは馬の世話をする役で、騎士ではないのです)となることをかんがえ・・・そして、そんなことをかんがえながら、ときどき首をふって、「そうじゃないんだ。そうじゃない」と、思いました。 それからまた、クリストファー・のび太・ロビンがどこへいってしまうのか、それはわからないけれども、俗に対する聖なるものが可能になるために、王権のパターンは罪の状況を前提としなければならないのであります、と・・・